好きな男性声優が歌うカバー曲を探しているけれど、情報が多くてどこから手をつけていいか分からない、と感じていませんか。男性声優のカバー曲一覧を求めている方に向けて、この記事では時代を彩ったjpopの名曲から、人気のボカロやアニソンまで、幅広いジャンルの楽曲を紹介します。また、おすすめのカバーアルバムや、サブスクで手軽に楽しむ方法も解説。さらには、魅力的な女性声優のカバー曲にも触れていきますので、新たな発見があるかもしれません。この記事を読めば、あなたの好きな声優が歌う珠玉の一曲や、次にお気に入りになるアルバムがきっと見つかります。
- ジャンル別の人気男性声優カバー曲がわかる
- [Re:collection]などおすすめのカバーアルバムが見つかる
- サブスクリプションサービスでの楽しみ方がわかる
- 合わせて聴きたい女性声優のカバー曲についても知れる
人気ジャンルから探す男性声優カバー曲一覧
- 時代を彩るjpopの名曲カバー
- 人気沸騰中のボカロ曲カバー
- 定番のアニソンカバーも外せない
- 合わせて聴きたい女性声優のカバー
- 女性声優が歌うカバー曲も紹介
時代を彩るjpopの名曲カバー
男性声優によるJ-POPカバーは、声のプロフェッショナルたちが往年の名曲に新たな命を吹き込む、非常に魅力的なジャンルです。特に、エイベックス・ピクチャーズが手掛ける「[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors」は、このジャンルを代表する人気シリーズとして注目されています。
このシリーズでは、90年代から2000年代にかけて大ヒットしたJ-POPの珠玉の名曲たちが、豪華な男性声優陣によってカバーされています。例えば、シリーズ第2弾では、大塚剛央さんが小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」を、笠間淳さんがDEENの「このまま君だけを奪い去りたい」を歌い上げています。
参加声優は楽曲に対して深い思い入れを持っており、大塚剛央さんは幼少期から小田和正さんやオフコースの楽曲に親しんでいたと語っています。また、三宅健太さんは学生時代の友人がよく歌っていたという鈴木雅之さんの「恋人」に挑戦するなど、それぞれの声優にとっての青春や思い出が歌声に込められているのが特徴です。
原曲を知っている世代の方にとっては懐かしさを、知らない世代の方にとっては名曲との新たな出会いを提供してくれます。声優それぞれの解釈が加わることで、楽曲の新たな魅力を発見できるのが、J-POPカバーの醍醐味と言えるでしょう。
このように、男性声優が歌うJ-POPカバーは、単なる懐メロ企画にとどまりません。声優自身の音楽的ルーツや楽曲へのリスペクトが感じられるからこそ、多くのファンの心を掴むのです。
人気沸騰中のボカロ曲カバー
近年、男性声優のカバー曲の中でも特に熱い盛り上がりを見せているのがボーカロイド楽曲、通称「ボカロ曲」のカバーです。複雑なメロディラインや高速の歌詞、独特の世界観を持つボカロ曲は、声優たちの表現力や歌唱力を存分に発揮できる格好の舞台となっています。
その代表的なプロジェクトが「ACTORS」シリーズです。これは、男性声優たちが天翔学園の生徒や教師というキャラクターとしてボカロの名曲を歌うというもので、多くのファンに支持されています。例えば、野島健児さんがnikiさんの「ジッタードール」を、小野賢章さんがゆうゆさんの「深海少女」をカバーするなど、豪華な組み合わせが実現しています。
ユーザー参加型の企画も
「ACTORS」シリーズの面白い点は、ユーザー投票によって次回作の参加キャラクターが決まるなど、ファン参加型の企画が積極的に行われていることです。これにより、ファンは「この声優にこのボカロ曲を歌ってほしい」という夢を叶えるチャンスがあり、プロジェクト全体が一体となって盛り上がっています。
ボカロ曲は、元々が合成音声であるため、人間の声でカバーされることで歌詞の感情がよりダイレクトに伝わってくるという魅力があります。声優たちはキャラクターを演じるように楽曲の世界観に入り込み、オリジナルのボカロPが作り上げた世界をリスペクトしつつ、自身の声で新たな解釈を加えています。結果として、原曲ファンと声優ファンの両方が楽しめる、質の高いコンテンツが生まれているのです。
定番のアニソンカバーも外せない
声優のカバー曲を語る上で、アニメソング(アニソン)のカバーは絶対に外せないジャンルです。声優自身が作品やキャラクターへの想いを込めて歌うアニソンカバーは、ファンにとって特別な意味を持ちます。
自身の出演作の主題歌をカバーするケースはもちろん、世代を超えて愛される往年の名作アニソンをカバーする企画も数多く存在します。例えば、企画アルバム「百歌声爛 -男性声優編-」では、多くの声優が自身のお気に入りのアニソンをメドレー形式でカバーしており、梶裕貴さんが「デジモンアドベンチャー」の挿入歌「brave heart」を熱唱しています。
また、声優個人ではなく、アーティストユニットとしてアニソンカバーを行う例も注目です。声優の谷山紀章さんとギタリストの飯塚昌明さんによるユニット「GRANRODEO」は、hideさんの名曲「TELL ME」をカバーしています。これは厳密にはアニソンではありませんが、アニソンシーンで絶大な人気を誇る彼らがリスペクを込めてカバーすることで、新たなファン層に楽曲の魅力を伝えています。
アニソンカバーの魅力は、単に歌が上手いというだけでなく、声優が持つ「声の表現力」が最大限に活かされる点にあります。キャラクターの感情を乗せて歌うことで、原曲とはまた違った感動や興奮が生まれるのです。作品の思い出と共に、色褪せない名曲たちを楽しめるのがアニソンカバーの素晴らしいところです。
合わせて聴きたい女性声優のカバー
男性声優のカバー曲が注目される一方で、実力派の女性声優たちによるカバー曲もまた、聴き逃せない魅力に溢れています。彼女たちの透き通るような歌声や、豊かな表現力で歌われる名曲は、男性声優のカバーとは一味違った感動を与えてくれます。
例えば、人気声優の早見沙織さんは、岡本真夜さんの大ヒット曲「TOMORROW」をカバーしています。当時19歳だった彼女の初々しくも芯のある歌声は、楽曲が持つ前向きなメッセージに見事にマッチしています。また、アニメ「一週間フレンズ。」のエンディングテーマとして、ヒロインを演じた雨宮天さんがスキマスイッチの名曲「奏(かなで)」をカバーしたことも大きな話題となりました。切ない作品の世界観と彼女の歌声が融合し、多くの視聴者の涙を誘いました。
男性声優の力強い歌声とは対照的に、女性声優のカバーは楽曲の持つ繊細さや、歌詞の細やかな感情の機微を引き出すのが得意です。男性ボーカルの楽曲を女性声優がカバーすることで、歌詞の視点が変わり、新たな物語が見えてくることもあります。
男性声優のカバー曲を聴く際に、ぜひ女性声優のカバー曲にも耳を傾けてみてください。声のプロフェッショナルたちが織りなす音楽の世界が、さらに豊かに広がっていくはずです。
女性声優が歌うカバー曲も紹介
前述の通り、女性声優のカバー曲には素晴らしい作品が数多く存在します。ここでは、さらにいくつかの魅力的な例を紹介します。
アニメ「からかい上手の高木さん」では、ヒロイン・高木さん役の高橋李依さんが、エンディングで様々なJ-POPの名曲をカバーしています。中島美嘉さんの「STARS」などを、キャラクターの雰囲気そのままに歌い上げており、作品ファンだけでなく多くの音楽ファンからも高い評価を得ました。
また、独特の世界観を持つ楽曲のカバーで才能を発揮するのが花澤香菜さんです。彼女はYEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」をカバーしており、原曲の持つ幻想的で儚い雰囲気を、自身の柔らかな歌声で見事に表現しています。
ボカロ曲のカバーも盛んで、佐倉綾音さんはNeruさんの「ロストワンの号哭」を、自身がボーカルを務めるバンド「Afterglow」の美竹蘭としてカバー。疾走感あふれるロックナンバーを力強く歌いこなしています。
このように、女性声優たちはアニメのキャラクターソングという枠を超え、一人のアーティストとしてカバー曲に取り組んでいます。彼女たちの歌声を通して、懐かしい名曲の新たな魅力を再発見したり、知らなかった楽曲に出会ったりするのも、声優カバー曲を楽しむ大きな喜びの一つです。
アルバムで聴く男性声優カバー曲一覧
- 話題のカバーアルバムシリーズとは
- おすすめしたい特集アルバムの魅力
- [Re:collection]の収録曲
- サブスク配信で手軽に楽しむ方法
- まとめ:男性声優カバー曲一覧を楽しもう
話題のカバーアルバムシリーズとは
男性声優のカバー曲を楽しむ上で最も手軽で網羅的な方法が、テーマに沿って選曲されたカバーアルバムを聴くことです。近年、様々なコンセプトのカバーアルバムがリリースされており、声優ファン、音楽ファンの両方から高い人気を集めています。
その中でも特に知名度と人気を誇るのが、前述の「[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors」です。このシリーズは、特定の年代(例: 90年代-00年代)にヒットしたJ-POPの名曲を、豪華声優陣がカバーするというコンセプトで、世代を超えて楽しめるのが大きな特徴です。
もう一つの注目シリーズが、男性声優がボカロ曲をカバーする「ACTORS」です。こちらは学園を舞台にしたキャラクターソングという側面も持ち合わせており、楽曲だけでなくドラマパートなども楽しめるのが魅力。音楽性と物語性の両方を味わえるシリーズとして独自の地位を築いています。
これらのシリーズアルバムは、1枚で多くの声優の歌声に触れられるだけでなく、「90年代」「ボカロ」といった明確なテーマがあるため、自分の好みや気分に合わせて選びやすいというメリットがあります。知らない声優や楽曲に新たに出会うきっかけにもなり、声優カバー曲の世界への入り口として最適です。
アルバムという形でまとまっていることで、一曲一曲を単体で聴くのとはまた違った、統一された世界観や時代の空気感を感じることができます。好きな声優が参加しているアルバムから聴き始めるのも良いですし、好きな年代やジャンルのアルバムから手に取ってみるのもおすすめです。
おすすめしたい特集アルバムの魅力
特集アルバム、特に「[Re:collection]」シリーズのような企画盤には、個別の楽曲を聴くだけでは得られない特別な魅力があります。
まず第一に、「選曲の妙」が挙げられます。アルバムのコンセプトに合わせて選び抜かれた楽曲群は、ただのヒット曲の寄せ集めではありません。例えば、「[Re:collection] 2」の「80’s-90’s EDITION」では、さだまさしさんの「道化師のソネット」から中森明菜さんの「SAND BEIGE -砂漠へ-」まで、バラエティに富んだラインナップが並びます。これにより、当時の音楽シーンの多様性や空気感を追体験できるのです。
第二に、「声優陣の豪華さと意外な組み合わせ」です。普段はなかなか共演することのないベテランから若手まで、様々な声優が一堂に会するのは特集アルバムならでは。古谷徹さんが竹内まりやさんの「駅」を歌ったり、諏訪部順一さんがイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」を歌ったりと、ファンにとって意外で嬉しいキャスティングが楽しめます。
そして、アルバムを通して聴くことで、声優それぞれの歌声の個性や、楽曲解釈の違いを比較できるのも大きな楽しみです。同じ時代の楽曲でも、歌う声優によって全く異なる表情を見せる。その発見こそが、特集アルバムを聴き込む醍醐味と言えるでしょう。
さらに、これらのアルバムにはCD購入者特典として、ライブイベントのチケット先行抽選受付シリアルが封入されることがあります。好きな声優の生の歌声を聴けるチャンスに繋がるのも、特集アルバムが持つ大きな魅力の一つです。
[Re:collection]の収録曲
ここでは、特に人気の高いカバーアルバムシリーズ「[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors 2」の収録曲を、エディションごとに表形式で紹介します。どのような名曲が、どの声優によってカバーされているのか、ぜひチェックしてみてください。
[Re:collection] 2 ~80’s-90’s EDITION~
曲名(オリジナルアーティスト) | 担当声優 |
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道化師のソネット(さだまさし) | 草尾 毅 |
昴 -すばる-(谷村新司) | 中田譲治 |
ロックンロール・ウィドウ(山口百恵) | 堀江 瞬 |
ハイスクールララバイ(イモ欽トリオ) | 諏訪部順一 |
赤いスイートピー(松田聖子) | 興津和幸 |
ワインレッドの心(安全地帯) | 狩野 翔 |
I LOVE YOU(尾崎 豊) | 林 勇 |
SAND BEIGE -砂漠へ- (中森明菜) | 森田成一 |
My Revolution(渡辺美里) | 新垣樽助 |
駅(竹内まりや) | 古谷 徹 |
[Re:collection] 2 ~90’s-00’s EDITION~
曲名(オリジナルアーティスト) | 担当声優 |
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壊れかけのRadio(徳永英明) | 佐々木 望 |
ラブ・ストーリーは突然に(小田和正) | 大塚剛央 |
君がいるだけで(米米CLUB) | 野島健児 |
もう恋なんてしない(槇原敬之) | 大河元気 |
このまま君だけを奪い去りたい(DEEN) | 笠間 淳 |
恋人(鈴木雅之) | 三宅健太 |
夏の日の1993(class) | 沢城千春 |
Tomorrow never knows(Mr.Children) | 鈴木崚汰 |
チェリー(スピッツ) | 小林千晃 |
SOUL LOVE(GLAY) | 高塚智人 |
[Re:collection] 2 ~00’s-10’s EDITION~
曲名(オリジナルアーティスト) | 担当声優 |
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ハナミズキ(一青窈) | 坂田将吾 |
ツバサ(アンダーグラフ) | 岡本信彦 |
Missing(ELLEGARDEN) | 岸尾だいすけ |
ボクノート(スキマスイッチ) | 入野自由 |
三日月(絢香) | 神尾晋一郎 |
COLORS(FLOW) | 天﨑滉平 |
君の好きなとこ(平井 堅) | 梶原岳人 |
CHE.R.RY(YUI) | 坂 泰斗 |
イケナイ太陽(ORANGE RANGE) | ランズベリー・アーサー |
虹(Aqua Timez) | 菊池勇成 |
これらのラインナップを見るだけでも、各年代を代表する名曲が揃っていることがわかります。声優陣もベテランから若手まで幅広く、誰がどの曲を歌うのか想像するだけでもワクワクするのではないでしょうか。
サブスク配信で手軽に楽しむ方法
CDアルバムを購入するのも良いですが、「もっと手軽にたくさんの曲を聴きたい」という方には、音楽サブスクリプションサービス(サブスク)の利用が断然おすすめです。月額定額制で数千万曲以上が聴き放題になるため、様々な声優のカバー曲を気軽に楽しむことができます。
Spotify、Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedといった主要なサブスクサービスでは、声優のカバーアルバムも多数配信されています。「[Re:collection]」シリーズや「ACTORS」シリーズなども、これらのサービスで聴くことが可能です。
サブスクでカバー曲を探すコツ
- アルバム名で検索する: 「[Re:collection]」や「ACTORS」など、聴きたいアルバム名が分かっている場合は、直接検索するのが最も早いです。
- 声優名で検索する: 特定の声優の楽曲を探したい場合は、声優名で検索し、ディスコグラフィ(作品一覧)の中からカバー曲を探します。
- 公式プレイリストを活用する: 各サブスクサービスが作成している「声優ソング」や「アニソンカバー」といったテーマの公式プレイリストには、思わぬ名曲カバーが含まれていることがあります。
サブスク利用の注意点
全てのカバー曲がサブスクで配信されているわけではない点には注意が必要です。特に、古い企画アルバムや特典CDなどに収録されている音源は、配信されていないケースもあります。ただ、近年リリースされるアルバムの多くはCD発売と同時にサブスクでも配信が開始される傾向にあり、今後ますます手軽に楽しめるようになるでしょう。
サブスクの最大のメリットは、気になった曲をすぐに聴ける手軽さと、新たな楽曲との出会いの多さです。好きな声優のカバー曲から関連楽曲を辿っていくうちに、知らなかった声優の魅力に気づく、といった楽しみ方もできます。
まとめ:男性声優カバー曲一覧を楽しもう
この記事では、男性声優が歌うカバー曲の魅力を、様々な角度からご紹介しました。最後に、記事の要点をリスト形式で振り返ります。
- 男性声優のカバー曲はJ-POPやボカロなどジャンルが多彩
- [Re:collection]はJ-POPの名曲を豪華声優が歌う人気シリーズ
- 声優自身の楽曲への思い入れが歌声に深みを与えている
- ACTORSは男性声優とボカロ曲を組み合わせた人気企画
- ボカロ曲カバーでは声優の表現力の高さが際立つ
- アニソンカバーは作品への想いが込められた特別なジャンル
- 男性声優だけでなく女性声優のカバー曲も非常に魅力的
- 早見沙織や高橋李依など実力派女性声優のカバーも要チェック
- カバー曲を探すならテーマ別の特集アルバムがおすすめ
- アルバムは選曲や声優の組み合わせの妙が楽しめる
- [Re:collection] 2では80年代から10年代までの名曲を網羅
- 収録曲は公式サイトやCD情報で確認できる
- 音楽サブスクを利用すれば手軽に多くのカバー曲を聴ける
- サブスクではアルバム名や声優名で検索するのが効率的
- 声優のカバー曲は原曲とは違う新たな発見と感動を与えてくれる